がん治療体験記(眼窩腫瘍 悪性リンパ腫)

眼窩部悪性リンパ腫の診断を受けた僕がやったことや調べたことの記録です。

病院の食堂を利用

昨日の昼食。病院の近くに勤めていることもあり、お昼を病院の食堂まで食べに来ました。

コンビニ弁当や普通の外食で済ますのに比べると、やはり安心感があります。

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だしが効いていて、おいしかったです。

放射線治療中がコーヒーを控えるように言われているので、コーヒーの代わりにりんごジュースをもらいました。

 

病院の予約時間は16時20分なので、夕方、また行きました。

夢を見ました。

夢を見ました。

 

炭鉱の坑道のようなところを、カエルと一緒に進んでいきました。カエルは勝手についてきたので、なぜか一緒にいることになったのです。🐸

冒険は順調でしたが、最後らへんで放射能の入った施設が爆発して、そこからすぐに急いで抜け出しました。終わり際には坑道の途中に温泉があって何人かの人が入っていました。ちょうど温泉に入りたかった時で、望んだものが目の前に現れたという感じでした。

 

そのまま目覚めました。

目覚めると3時半でした。

夜10時過ぎに寝たので、大体睡眠時間は5時間半位ということになります。

 

昨年ステロイド内服薬のプレドニンを飲んでいた時は連日短い睡眠時間でしたが、最近は眠れるようになっています。ただそれでもこうやって3時半とかに起きることが、たまにあります。

 

原因としては腎臓や副腎を疑っていますが、心臓も気になります。寝る前にスマホをさわっているからというのも考えましたが、スマホをさわらずに寝る時も早めに目覚めることがあるので、あまり関係ない気もします。

 

ネットで腎臓と睡眠の関係を調べると、腎臓が弱ってくると睡眠の質が落ちて、長時間寝れなくなることがあるということがわかりました。対策としてはまとめて寝てなくても、こまめに寝るようにすることだと書いてありました。

1/4 腎臓の話 その4 : 最高に素敵な人生 意識改革編 (ブログ「最高に素敵な人生意識改革編」)

 

昨年睡眠時間が一気に短くなった時期に、「起きてしまった時は無理にもう一度寝なくてもいい」と複数の本に書いてあるのを読みました。基本的にはそれを実践しています。睡眠についてはまたブログでも書きたいと思います。

職場復帰

 4週間の病気休暇を経て、本日職場復帰しました。

なんと、エンジンがかかるまでが遅く、少し遅刻してしまいました。

しかし、職場到着後は、だんだん「こんな風だったなぁ」という感じを思い出してきて、割と普通に過ごせました。働いていたときの感覚が戻ってきました

 

休んでいた間の連絡事項に目を通すだけでかなり大変でしたが、やることがいろいろあるのは充実感にもつながります。

 

無理をしすぎないように気をつけながら、やはりこうやって働かせていただけるのは自分の健康にとってもありがたいなぁと感じます。

 

疲れはありましたので夕食後は長めの休憩をとりました。

 

その後、姪っ子からLINEで数学の問題が送られてきていたのに手をつけました。姪っ子は勉強がわからないと、たまに問題を写真に撮って送ってきます。時間と距離と速さの公式を応用して解く文章問題でした。

 

中学生に戻ったつもりで、問題を解いてそれを写真に撮って送り返しました。こういうことをするのも自分の中の忘れていた感覚が戻ってくる感じで、元気になるものです。元気のもとはいろいろなところに隠れていると思いました。

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自分なりに解いてみたメモ書きです。

問題には著作権があるのかも、と思いましたので、自分の書いたものだけ掲載します。途中、ちょっと間違えました。😓

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元気に過ごせたことに感謝です。

統合医療や代替医療の可能性

ご存知のようにがん治療の3大療法は、手術、抗がん剤放射線治療です。

しかしそのどれも副作用が懸念されるほか、ステージ4などかなり進行してしまった場合には手の打ちようがないという場合があります。

 

僕は基本的に西洋医療オンリーの日本の医療には懐疑的です。もともと自然に近い食品や暮らしを愛好していたこともあります。

 

代替医療は科学的根拠に乏しいと言う人もいます。胡散臭い詐欺まがいの療法も多くあるようです。しかし、選択肢や可能性を狭めたくはないので、科学的根拠の有効性に気をつけながら、ネットや書籍で情報を集めています。

 

『あなたはなぜ、がんを治したいのですか?』という本を今読んでいます。

この本を読んでびっくりしました。

3大医療に偏りがある日本のがん死亡率(1991〜2009)は、約54%も増加している一方、アメリカは同期間内に20%も減少しているというのです。その理由は、アメリカでは統合医療が進んでいるという背景があります。単純に考えてもアメリカの方ががんに対する治療選択肢が多くあるのに対し、日本は保守的で標準治療の幅が狭く、医師の提案どおりの治療が必ずしもトータルで最善の結果を生むとは限らないという現状があるようです。

(データ引用は同書p34より)

 

引き続き勉強して参ります。皆さんからのコメント等での情報提供もお待ちしております。よろしくお願いします。

 

 

あなたはなぜ、がんを治したいのですか?―副作用と絶望から希望と勇気のがん治療へ

あなたはなぜ、がんを治したいのですか?―副作用と絶望から希望と勇気のがん治療へ

 

 

 

 

 

 

悪性リンパ腫のタイプ

はてなブログはメールで更新できるらしいので、メールで書いてみます。

今回は、僕の悪性リンパ腫のタイプについてです。

 

悪性リンパ腫には30種類ぐらいあります。タイプによって、治療法や予後が変わります。

 

この診断がつくまでが、長かった! 最初に眼球突出で眼科を受診してから、半年ぐらいかかりました。最初に眼科を受診したのは、2016年の8月ごろです。結局、地域の眼科でははっきり分からないということで、総合市民病院に紹介状を書いてもらいました。

 

秋の時点で、造影剤でのMRIではっきりと画像に白いふくらみが写ってるところまでは確認できました。ただ、タイプを特定するには、その病巣の組織を取り出す必要があり、今年の1月4日に手術をしてその病巣の組織の一部を取り出すこと(生検)をしてから、ようやく診断に至りました。ただ、その病理検査はとても難しいらしく、一応MALT(マルト)リンパ腫という診断になりましたが、他の所でも調べてもらったら、その他の可能性も残るということです。

 

マルトリンパ腫は、B細胞リンパ腫の中の1つです。リンパ細胞にはB細胞とNK細胞とT細胞があって、その中のB細胞のリンパ腫ということです。マルトでない可能性も少しはありますが、B細胞ということについては確実です。非ホジキンリンパ腫の中では、1番軽いものだと思います。

ホジキンと非ホジキンでは、ホジキンの方が軽いらしいですが、日本人の悪性リンパ腫のほとんどは非ホジキンだそうです。

この辺の悪性リンパ腫の分類はけっこうややこしい。僕は、ネットや書籍などで猛烈に勉強しました。

勉強した結果、悪性リンパ腫の中でもかなりマシな方だと知って、少しほっとしています。というのも、MALTリンパ腫は転移を起こしにくく、低悪性度で、成長も遅いらしいのです。抗がん剤治療放射線治療も効きやすいとか。実は医者からは放射線療法と抗がん剤治療(R-CHOP療法)の両方を勧められましたが、僕は副作用が怖いので放射線治療のみを選択しました。

がん治療体験記(眼窩腫瘍 悪性リンパ腫)

このブログでは僕の悪性リンパ腫治療体験を書き残していきたいと思います。

 

既に別のブログをもっているのですが、悪性リンパ腫治療体験については「はてなブログ」を新規に取得しました。スマホアプリで入力しています。兵庫県の40代の男性です。よろしくお願いします。

 

病巣は右目の眼窩部分で、視神経の周りにできています。現在放射線治療中です。 全17回のうち、9回が終わったところです。

放射線宿酔かな」と思えるような頭痛や吐き気などが時々起こって今も少し頭が痛い状態です。放射線の副作用に効く食べ物や飲み物などを調べている最中です。せっかく勉強した事は、他の人にも有用だと思いますので、こういったブログに書き残して、自分のためにも、他の人のためにも役に立てばいいなと思っています。

 

他の方からコメントをいただいたり、交流などできればいいなと思っています。ただ、はてなブログ自体初めてなので、どうやって使ってくのかよくわかっていません。このブログがどこまで広がりを持っていくのかも楽しみです。

 

悪性リンパ腫とハッキリしてから、いろいろ本を読んだり調べたりして、勉強しています。書きたいことが山ほどあります。そんなわけで頻繁に書いていけたらと思っていますが、更新頻度はどうなるかわかりません。

 

4週間の病気休暇をとっていましたが、来週月曜日からは復職です。仕事を休んだ状態だと、さすがに余裕があるので、気持ちの面では随分楽でした。仕事をしながらだとどうなるかもまた経過を見ていきたいと思います。