統合医療や代替医療の可能性
ご存知のようにがん治療の3大療法は、手術、抗がん剤、放射線治療です。
しかしそのどれも副作用が懸念されるほか、ステージ4などかなり進行してしまった場合には手の打ちようがないという場合があります。
僕は基本的に西洋医療オンリーの日本の医療には懐疑的です。もともと自然に近い食品や暮らしを愛好していたこともあります。
代替医療は科学的根拠に乏しいと言う人もいます。胡散臭い詐欺まがいの療法も多くあるようです。しかし、選択肢や可能性を狭めたくはないので、科学的根拠の有効性に気をつけながら、ネットや書籍で情報を集めています。
『あなたはなぜ、がんを治したいのですか?』という本を今読んでいます。
この本を読んでびっくりしました。
3大医療に偏りがある日本のがん死亡率(1991〜2009)は、約54%も増加している一方、アメリカは同期間内に20%も減少しているというのです。その理由は、アメリカでは統合医療が進んでいるという背景があります。単純に考えてもアメリカの方ががんに対する治療選択肢が多くあるのに対し、日本は保守的で標準治療の幅が狭く、医師の提案どおりの治療が必ずしもトータルで最善の結果を生むとは限らないという現状があるようです。
(データ引用は同書p34より)
引き続き勉強して参ります。皆さんからのコメント等での情報提供もお待ちしております。よろしくお願いします。
あなたはなぜ、がんを治したいのですか?―副作用と絶望から希望と勇気のがん治療へ
- 作者: 喜多村邦弘
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2015/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る