悪性リンパ腫のタイプ
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今回は、僕の悪性リンパ腫のタイプについてです。
悪性リンパ腫には30種類ぐらいあります。タイプによって、治療法や予後が変わります。
この診断がつくまでが、長かった! 最初に眼球突出で眼科を受診してから、半年ぐらいかかりました。最初に眼科を受診したのは、2016年の8月ごろです。結局、地域の眼科でははっきり分からないということで、総合市民病院に紹介状を書いてもらいました。
秋の時点で、造影剤でのMRIではっきりと画像に白いふくらみが写ってるところまでは確認できました。ただ、タイプを特定するには、その病巣の組織を取り出す必要があり、今年の1月4日に手術をしてその病巣の組織の一部を取り出すこと(生検)をしてから、ようやく診断に至りました。ただ、その病理検査はとても難しいらしく、一応MALT(マルト)リンパ腫という診断になりましたが、他の所でも調べてもらったら、その他の可能性も残るということです。
マルトリンパ腫は、B細胞リンパ腫の中の1つです。リンパ細胞にはB細胞とNK細胞とT細胞があって、その中のB細胞のリンパ腫ということです。マルトでない可能性も少しはありますが、B細胞ということについては確実です。非ホジキンリンパ腫の中では、1番軽いものだと思います。
ホジキンと非ホジキンでは、ホジキンの方が軽いらしいですが、日本人の悪性リンパ腫のほとんどは非ホジキンだそうです。
この辺の悪性リンパ腫の分類はけっこうややこしい。僕は、ネットや書籍などで猛烈に勉強しました。
勉強した結果、悪性リンパ腫の中でもかなりマシな方だと知って、少しほっとしています。というのも、MALTリンパ腫は転移を起こしにくく、低悪性度で、成長も遅いらしいのです。抗がん剤治療も放射線治療も効きやすいとか。実は医者からは放射線療法と抗がん剤治療(R-CHOP療法)の両方を勧められましたが、僕は副作用が怖いので放射線治療のみを選択しました。