がん治療体験記(眼窩腫瘍 悪性リンパ腫)

眼窩部悪性リンパ腫の診断を受けた僕がやったことや調べたことの記録です。

腫瘍は残存。リツキサンとR-CHOPを勧められるも、他の選択肢を探る方針

本日、先週受けたMRIの結果を聞きました。

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放射線治療直後と、2か月たっても変化なし。

放射線治療前と比べ、縮小した状態で、サイズは約半分。カマキリの卵状の形状で画像から長さを測ると、7mm×13mmといったところ。(治療前は26mm×13mm程度か)

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・経過観察も選択肢としてはありだが、ほっておくとまた大きくなる。

 →リツキサンなどの治療を受けて小さくしておけば、時間が稼げる。

血液内科としてはリツキサンまたはR-CHOPを勧める

 リツキサンは初回入院3日程度、その後週1回×8回。通院時もその日は仕事を完全に1日休むことになる。

 R-CHOPは初回入院2週間程度、その後は間隔をあけて3~4週に1回の通院×3~4回。

 治療を受けると決めたら、その週の終わりぐらいから入院受け入れは可能。

・経過観察の場合、進行のチェックはMRI

 3か月に1回程度→半年に1回といった頻度で。

・MALTならおとなしいが、タイプが変わることを恐れる。

 リンパ腫のタイプが変わると急に大きくなることがある。

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まあ、予想していた範囲。あわよくば消えていれば・・・と思っていましたが。

水素療法等を別のところで受けていましたが、目ん玉の奥の皮膚から遠いところだけに、そういう治療は効果をなしていなかったようです。

 

統合医療先進医療の情報を得たうえで治療の判断をしたい旨、主治医に伝えました。

「神戸の再生未来クリニック高濃度ビタミンC点滴療法免疫療法等の他の治療との併用をおこなっているので話を聞いてみたい。神戸大学付属病院との共同研究先にもなっているので」という、具体的なことも伝えています。

主治医は、「血液内科専門医でない病院にかかるのは勧められない。保険外診療で高くつくのではないか。普通は標準治療で手の打ちようがなくなった人がそういうのにすがる」と反対意見。これも、予想の範囲。「共同研究はどんな研究か明らかにしていないようならおかしい」ということも教えていただきました。こういったことは直接先方に訊いてみたいと思います。

 

僕としては、自分で納得して治療を選択したいので、主治医だけでなく、気になる治療をしているところには、話を聞きに行くつもりです。一度メールで先方に問い合わせましたが、セカンドオピニオンという手続きを取らずとも、相談だけなら気軽にできるようです。

 

統合医療をやっているところとして他にも大阪天満の「みうらクリニック」も、自然食等の実践者の方からすすめられています。まずは近いところで神戸の病院に話を聞きに行きます。

 

いろいろ調べた結果、結局は主治医のところで入院治療を受けることになるかもしれません。しかし、「自分のことは自分で決める」が第一方針です。

 

眼窩部MALTリンパ腫は症例が少ないケースだそうです。

なるべく自然に近い、副作用の少ない治療を望んでいます。

幸い、僕の場合はまだ緊急を要する状態ではありません。

情報をお持ちの方は、お知らせいただければ大変ありがたいです。