『ビタミンCはガンに効く』
高濃度ビタミンC点滴療法を受けながら、
『ビタミンCはガンに効く』を読みました。
ちっちゃいかばんにもすっぽり入る、ちっちゃいサイズです。
以下、読書メモです。
ビタミンCはガンに効く ビタミンC大量点滴療法のすべて (ディスカヴァー携書)
- 作者: 澤登雅一
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/10/17
- メディア: 新書
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最初の方に出てくる患者さんの、「この治療法をもし知らなかったら、私は今、もうこの世にいないでしょう」(p19)という言葉が、衝撃的でした。
どれだけすごい療法なのか。
その効果のうち、注目すべきはやはり「抗腫瘍効果」。
「ビタミンCの血液中濃度が400mg/dlに達すると強い抗腫瘍効果が発揮される」(p51)とのこと。
これだけだと、どれくらい点滴したら400mg/dlに達するかわかりませんね。
ご安心ください。別のページにはどれだけ点滴したらどれだけビタミンCの血中濃度が上がるのかの目安がデータで書いてあります。(^^)
一応の目安が、「50gで、平均が374mg/dl」(p90)というもの。
点滴時間を速くすると一気に血中濃度は上がるようですが、速くしすぎても体に問題が起きる可能性があるようなので、おおむね50gを超える量を継続して受けることで抗腫瘍効果が期待できると思っておいていいのかな、と思います。
50gというと、アンチエイジングなどで使用される標準的な量なのかな。
僕の場合、徐々に量を増やして、前回でようやく50gでした。
抗腫瘍効果を期待するなら、今後もさらに量を増やした点滴を、継続して受ける必要がありそうです。
また、標準治療の副作用を軽減する効果もあり、副作用で食欲が減っているのを元に戻して、食べられるようにすることも期待できるとか。
確かに、高濃度ビタミンC治療を受けると、食欲は出てきます。(^。^)
「抗腫瘍効果」の解説のうち、重要だと思うのは、
「ブドウ糖と構造が似ているビタミンCはガン細胞に取り込まれやすい」(p76)ということ。
ガンのエサはブドウ糖なので、ブドウ糖の摂取を抑えてビタミンCを大量に取り込み、ガン細胞にビタミンCを食わすのが、有効なやり方のようです。そのやり方については別の本『ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える!』に詳しいようですので、そちらも買いました。
最後に、『ビタミンCはガンに効く』終盤の患者さんの一言、もとい二言を転載しておきたいと思います。
「からだ全体が、もうすごく元気になっちゃった、という感じでしたね。」(p148)
「ビタミンCの点滴をすると、さあ今日これから何をしよう、って元気が出る。まず何を食べようって、食欲も湧きました。」(p149)
こういうのを読むと、こちらも「元気になるんだ(^0^)」という暗示にかかって(?)、すごくいいです。
効果・効能って、病院のお医者さんとかだと、ちゃんと言ってくれなかったりするけど、いい話はどんどん聞いた方がいいですよね。気持ちを前向きに、治った話や元気になった話をどんどん聞いたり読んだりして、心のターゲットをしっかりと治療の方に向けましょう!